土木科「総合的な探究活動」② 探究テーマ「松尾鉱山開発を学び四十四田ダムの役割と課題を探る」
令和5年度土木科【総合的な探究】活動の実施について
探究テーマ「松尾鉱山開発を学び四十四田ダムの役割と課題を探る」
1 目 的
岩手県には東北流域面積最大を誇る北上川が流れている。岩手の鉱山開発の歴史の中で、松尾鉱山跡地から流出する廃水は強酸性水として流域内に歴史的な環境破壊をもたらした。土木研究会では県立博物館主催「五大ダムが岩手県に果たしてきた役割」を受講し、歴史的な環境汚染やその恒久対策をとおして、北上川本流をせき止める四十四田ダムの役割とその課題を探る。
2 日 程
(1) 9月25日(月)土木科2年生39名
ア 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 松尾管理事務所見学。
① 日本の鉱山開発と松尾鉱山について学ぶ。
② 中和処理施設の見学と水質PH管理、鉱山跡地の恒久対策を見学。
イ 四十四田ダム見学
① ダム建設とダムの役割を学ぶ。
② ダムが抱える問題について学ぶ。
(2)9月から10月の期間 土木研究会及び課題研究班の活動
①同地域における見学と環境測量の実施 10月6日
ア 河川測量の実施とダム堆砂量の推測。
イ 対策について考える。
(3)河川測量実施(悪天候のため11月17日に延期)
土木科「総合的な探究活動」③で紹介
(4)現場見学前「松尾鉱山開発と四十四田ダムの役割について」情報収集学習
9月25日 現場見学会の様子